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バングラデシュ 物価情報

2011年9月13日

この地バングラデシュ一番の大都市ダッカでアパート住まいを開始したが、すでに

現地料理の店、KFCまがいの店、買い物、露天商のウィンドーショッピング、アパート家賃の支払い、無線ランサーバー等、もろもろの生活用品などで一通りの物の値段が分かった。

現在バングラデシュと日本円のレートは一万円でバングラデシュ通貨約9600TAKA

と成る。少金額で有ればそう大差は無いと言う事に成る。

ところが、庶民が買い物で使用するお金の価値は日本とは大きく異なる。

今日は実際の生活の中で実感したここバングラデシュ一の大都市ダッカでの

2011年9月12日現在の諸物価をお知らせしたい。

食事カレー一人前=100TK

ミネラルウォーター5ℓ=70TK

散髪=40TK

バナナ=一房10本=75TK

ハンバーグSET=180TK

合鍵=100TK

タクシー料金30分~60分=250TK

栄養ドリンク=25TK

マンション家賃3LDK=20000TK

リキシャ15分=25TK

タバコmarlboro一箱=125TK

現地タバコ一箱=75TK

無線ラン費用=574TK

トイレマジックリンまがい=65TK

この事からバングラデシュでは リキシャ、散髪など人手で成り立っている仕事の値段

いわゆる人件費に関しては非常に安いと言える

日本では手軽に食べれるハンバーガーもこちらではリッチな人で無いと食べれない

贅沢品の一つである。

と同時に国によってこうも物価のバランスが違うものかと、こちらの方にも驚いてしまった。

ちなみに、私の会社のデニム製品を生産してくれる協力工場の一般スタッフの平均給料は

5000TK~7000TKだそうだ。管理クラスで15000TK~20000TK

大工場の部長クラスになると80000TKくらいだと言う。

一般ワーカーのこの給料で国産たばこ約75TKであれば日本での約10倍の値段に相当する事になる。人件費は一般の日本人のわずか約2.5%

因みに乗用車は輸入関税が300%だそうだ。贅沢品には厳しく課税すると言う事だろう

我々から見ると、ゆがんだ物価体系かもしれないが、逆にこちらの人々からすると

日本の人件費がいかに高い事か! そもそも贅沢と言う事に対する定義そのものが

この新興国と日本とでは大きく違っているように思う。

さてここからまったくバングラデシュともわが社わんピースとも関係の無い話をするが、実は先ほど私達一家が大変お世話に成った奈良に住んでいる義兄が癌で亡くなってしまった。

今私は、その第一報をメールで受け取ったばかりだ。

家内や子供たちや親戚からも色々なお悔やみのメールを受け取った。

上記の様にこと経済事情や諸物価などを考えると、何と世界は広いのだろうと

思ってしまうが、このように遠く離れた地での情報を良くも悪くも即座に伝える事ができる

現代の我々にとっては、まさに世界と言うものに対し

『世界は広し、されど世界は狭し』と言う感をもたざるえおない事だろう!

㈱わんピース

プロダクトマネージャー 小山

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