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バングラデシュの若者

2011年7月7日

バングラデシュは非常に元気である。ビジネスもそうだが、街に活気があり、人々が熱い。

ベトナムやインドネシア、中国など成長している国は非常に活気がある。

特に日本とは違って、若者の比率が多く、人口が集中しており、あらゆる交通網で供給よりも需要が上回っている。

 

私がバングラデシュに滞在中にずっとサポートしてもらっている現地スタッフは26歳の若者である。

年齢が近いこともあり、彼とはビジネス以外の話もしている。

彼はバングラデシュでもかなりレベルの高い大学を卒業しており、頭が良い。

 

日本では現在、若者に公務員が人気があるという。

また、中国では多くの若者の夢が独立、すなわち自営業だという。

彼にもバングラデシュの若者の夢を尋ねたところ、彼の周りの高学歴なバングラデシュ人は日本と同様に公務員になりたいという。

 

しかし、日本の公務員を目指す若者の心理としては「安定」であるが、バングラデシュの若者が公務員を目指す理由は別である。

バングラデシュでは公務員は収入は低いが、多くの賄賂をもらうことが一般化されているため、賄賂を給料を合わせると、平均所得の数倍~数十倍の所得になるという。

バングラデシュでは銀行口座を開くために、銀行員に賄賂を送る必要があるほど、賄賂が一般的な国である。

バングラデシュの若者はバングラデシュならではの理由で夢を持っている。

 

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