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バングラデシュのデモと交通事情

2011年3月14日

バングラデシュでビジネスをするうえで、バングラデシュの経済だけではなくバングラデシュの政治を知ることも必要である。

バングラデシュの正常は非常に不安定である。

私が行った際、酷い渋滞にあったが、理由は政府に対するデモであった。

投石により車のフロントガラスが割れており、凄い数の救急車と軍隊が現場に行っていた。

民族主義党、アワミ連盟、BNPの3大政党が存在し、この3党が選挙前には表の獲得に躍起になっている。

また、識字率の低いバングラデシュでは、特定の政党を投票するのに絵を示すことにより投票するため、選挙前になると壁という壁が各政党を表す絵でいっぱいになる。

議会は1党制の300議席で、首相の任期は5年となっている。

 

昔の日本のようにバングラデッシュでは学生運動も盛んである。

ダッカ大学を中心に学生運動が頻繁に起こるため、学生運動が起こったは大学周辺には近づいてはいけない。

デモが行われると、普段から交通渋滞の激しいダッカは、その周辺を中心に交通インフラが非常にシンプルなつくりになっており、迂回路が少ないために大渋滞になる。しかし、バングラデシュの人々は慣れているため、一切の焦りがない。

 

ヨーロッパの某大手アパレル企業の重役がバングラデッシュにビジネスで訪れた際は、現地でヘリをチャーターし、工場まで直接向かうという。

そのくらいバングラデッシュのデモと交通事情には頭を悩ませている。

 

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