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バングラデシュの品質

2014年2月8日

まだまだ日本のお客様のイメージとしてはバングラデシュの衣料品は品質が悪いという印象がある。

弊社もバングラデシュに進出して3年を迎え、感じていることはバングラデシュの品質は決して悪くない。

 

衣料品のど素人がこの3年で様々な事を学び、コンサルタントだった経験をもとに、衣料品というものを因数分解すると、以下のように考えられる。

 

生地 × 付属 × 縫製 × 洗い(加工) × チェック = 品質

 

高い品質を保とうと思えば、良い生地を使い、良い縫製工場で縫い、良い洗い工場で良い薬品を使って洗い、時間をかけて検品すれば、間違いなく日本に入ってくる製品レベルは高くなる。

しかし、価格はもちろん高くなる。

ここで重要なのは価格分の価値である。

 

どのレベルの生地や付属を使い、どのレベルの工場で縫い、どの洗い工場で洗い、どのような検品体制を整えているか

 

これが弊社のサービスである。

弊社が現在、自社で検品スタッフを雇い、自らが現地の生地屋とコンタクトをして、指定している縫製、洗い工場を持っているのか。

 

そのため、限界はあるが、日本製でも安く作ろうと思えば可能である。

 

バングラデシュでどのように価格分の価値を高めて市場からの指示を得るのか。

 

ここが弊社のビジネスである。

 

 

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