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バングラデシュの可能性

2012年2月25日

バングラデシュはチャイナ+1の最有力候補であると考えている。

ミャンマーやベトナム、インドネシア、カンボジアなどと比較して私の見解をお伝えしたい。

 

ミャンマー 人口 約4,800万人 最低賃金 約5,000円  失業率 約4.2%  関税メリット(特別特恵税率)

ベトナム 人口 約8,500万人 最低賃金 約12,000円 失業率 約5%

インドネシア 人口 約2億4000万人 最低賃金 約10,000円 失業率 約6.8% 関税メリット(EPA)

カンボジア 人口 約1,400万人 最低賃金 約5,000円 失業率 約1.8% 関税メリット(特別特恵税率)

バングラデシュ 人口 約1億6,000万人 平均賃金 約5,000円 失業率 約40% 関税メリット(特別特恵税率)

 

まず、私がバングラデシュを選んだ理由としては、人口である。

人口が多くなければ、多数の外資系企業が参入した時点ですぐに人件費の高騰が高くなる。

 

次に労働賃金である。

賃金が高ければ、現状のマーケットニーズに対応出来ない。

 

次に失業率である。

失業率が高い国程、中長期的に人材の確保が容易である。

 

最後に関税である。

関税メリットがあれば、トータルコストで圧倒的に優位になる。

 

上記は全てメリットのみであるが、以下のようにデメリットも多くある。

・人のレベルが低い

・地理的要因が悪い

・インフラの未発達

 

これらの状況を加味してバングラデシュでビジネスをしているので、

今後もバングラデシュの政府には期待している。

 

この国の可能性が弊社の全てである。

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