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バングラデシュ ゴミ収集方法2

2011年11月10日

11月10日  バングラデシュ  ゴミ収集方法2

 

昨日に引き続きバングラでのゴミ収集方法を報告したい。

まずここバングラデシュでは各家庭のゴミや残飯は特別な分別回収法が無い

各家庭では実に気ままに、或る家庭ではバケツに入れドアの前に置き

或る家庭ではビニール袋に入れ同じようにドアの前に置く

又別の或る家庭では紙袋に入れたまま玄関先に放置している物もある

だから特に朝などは外見は美しい高級アパートでも一歩階段ののぼり降りを始めると

強烈な異臭が鼻を刺してくる。

各家庭でもこんな風なので、町並みにでると、もうそこは瓦礫や汚物でまみれている

始末である。

ゴミを処理するのに市制や住民の考え方に分別して効率良く処理すると言う

概念が残念ながら現在の所生まれていない。

首都ダッカの目抜き通りのメインロードでさえ、何キロか毎に日本で言う

産業廃棄物用の鋼鉄製コンテナが置かれている。

各家庭で発生したゴミや残飯は、まずその回収を生業とする男性2人組みが

リヤカーに荷台を付けた様な車で回収して回る

男性達は一日中その汚物の入れ物の中で、まみれながら詰め込み作業をしている。

もしアパートから出て行くとき、直前にゴミ回収の作業が行われた後であれば

エレベーターに乗る事は、ゴミの荷台の中に自ら入っていくような物である。

さわやかな朝が一変して地獄の様な思いをしなければならないからだ。

 

そこから次はメインロードの一定間隔で配置されている例のコンテナに

積み替えが行われる。

当然その積み替え作業は道路上で行われる為、その周囲の悪臭といったら

犬も近寄らないくらいである。

しかし住民の私達は街への移動、近所への移動の際必ずその場所を通る事に成る

現地の女性達などは、あからさまに鼻や目をふさぎ、異臭に耐えているありさまなのだ

しかも、そんな最低限のルールさえ守らず、平気で食べかすや袋など、あらゆる物を

その場に捨てると言う悪習慣が残っている為、街中は一向に清潔に成る気配は無い

 

株式会社わんピース プロダクトマネージャー 小山

 

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