diary

バングラデシュコロナの爪痕その⑤

2022年10月7日

バングラデシュで衣料品を製造して13年目。

これまでに続き、バングラデシュでのコロナの爪痕について。

弊社がデニムパンツを製造している工場がコロナ期間中に遅延を発生させて、製品キャンセルを受けて私に泣きついてきたお話である。しかし、コロナやロシアのウクライナ侵攻などを理由に発生した遅延であり、バングラデシュをはじめ様々な国でキャンセルが発生しており、本質的な理由は世界不況である。

世界の多くの国々でコロナを理由に現金がばら撒かれ、国や会社によってはコロナ明けに楽観的な経済見通しから発注量を増やすまたは減らさなかった。しかし、時間が経過するにつれて各国の経済状況は悪くなり、特に欧米で一番の売れるシーズンであるクリスマス商戦で在庫が通う状況にあり、その在庫調整をするために発注済みのオーダーをキャンセルしたのである。

バングラデシュでは天然ガスの問題から遅延が発生していたため、LCの有効期限が切れて、有効期限を延長せずにオーダーがキャンセルとなった。

それはTシャツ、シャツ、デニム、スウェット etc様々な商品で発生している。

弊社もOEMのお客様の商品一部を来年引き取りにすることや、一部キャンセルをする等の対応をした。

BGMEA(バングラデシュ縫製品製造輸出業協会)は、輸出オーダーのキャンセルまたは延期は約3100億円、95億ピースに上り、女性を中心に約400万人が就業する縫製業の停滞が社会や生活に影響を与えていると発表。

まさにコロナという新種のウィルスが発生させた、今の世の中、今後の世界に不安をもたらせる事態である。

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