diary

バングラデシュコロナの爪痕その④

2022年10月2日

バングラデシュで衣料品を製造して13年目。

これまでに続き、バングラデシュでのコロナの爪痕について。

弊社がデニムパンツを製造している工場がコロナ期間中に遅延を発生させて、製品キャンセルを受けて私に泣きついてきたお話である。しかし、コロナやロシアのウクライナ侵攻などを理由に発生した遅延である。

弊社の当時の情報はリアルタイムで入ってきており、少なからず遅延が発生しお客様にも迷惑をかけたし、一部来年の引き取りや一部のキャンセルは行なった。

今回の遅延はバングラデシュ全土だけではなくベトナムやインドネシアなどでも同様に発生しているという。

 

世界的な有名企業でバングラデシュにとっても非常に重要なバイヤーがキャンセルをした本質的な問題はズバリ不況である。

つまり世界的なインフレ不況がバイヤーのキャンセルと生み出したのである。

コロナが発生し、日本をはじめ様々な国がお金をばら撒いて、経済を少しでも動かそうとしました。

日本でも77兆円という過去に見ないほどの予算を費やしました。

アメリカは1.9兆ドルという予算で、2021年3月までに3回合計8500億ドル以上の現金をばら撒いたのである。

要するにインフレが発生した理由は現金の流通量が増えたことによる物価の上昇である。

 

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