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バングラデシュ 交通事情2

2011年9月5日

9月5日 バングラデシュダッカ市内をリキシャやポンコツタクシーで移動していると

一瞬1980年代の日本にでも戻ったような錯覚に陥る。

その理由はやたらとクラクションを鳴り散らしている情景がかつての日本の交通事情に似ていると言う事も有るが、道路を走っている乗用車に日本の中古車が多いせいでも有る

中国で見るベンツやフェラーリなどの外車を見る事はほとんどないが、ホンダ、三菱、トヨタなどの日本中古車が高級外車として堂々と走っているからだ。

その外車の中でも圧倒的に多いのがトヨタ車である。

カローラ、ハイエース、スターレット、カリーナ、ボクシーなど車が一時代前のボディーラインで道路に溢れかえっている。

国産車よりもトヨタなどの日本車が、たとえ中古車であってもバングラデシュの人々に取っては自分のステータスを証明する表現の様である。

世界的には日本経済の低迷がささやかれている中、欧米の車が幅を利かせている同じアジアの国に比べると、この国のそんな日本車の人気にちょっと自慢をしたくなる様な、日本のメーカーや、競って日本車に乗りたがるこの国の人々に感謝をしたくなるような瞬間で有る。

ちなみに 自転車リキシャでここダッカ市内で2.3キロ移動すると現地貨幣で20タカ

ポンコツタクシーで約30分位の移動では250タカ

日本のタクシーの約10分の1の運賃だった。

リキシャの車夫はお金を払えば荷物運びもしてくれる。

ある時残業で疲れきって帰ってきたアパートのエレベーターが故障していた時に

持ち帰った50枚程のデニム製品を4階の自室まで車夫に頼んだら10タカ(約10円)で喜んで運んでくれた。

物価以上に人件費の安さに驚いたものである。

㈱わんピース

プロダクトマネージャー 小山

 

 

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