バングラデッシュの物作りと仕入れはわんピにお任せ!特にデニムには絶対の自信!
  1. バングラデシュと先進国の2つの正解


    3月の記事で4回に分けて記述した、バングラデシュの労働搾取問題と重複するが、多くの人達が感じている批判について1つの考え方として発信させて頂きたい。

     

    バングラデシュは世界で最も貧しい国の一つである。

    日本は世界で最も裕福な国の一つである。

     

    日本は少子化が問題となっており、バングラデシュでは人口増加が問題となっている。

     

    日本人は子供を育てるのにお金が必要となり、バングラデシュでは子供は労働力と捉えている。

     

    ある日本はバングラデシュを見て「貧しいから可愛そう」と感じている。

    しかし、あるバングラデシュ人は日本の労働をみて「ロボットのようだ」と感じている。

     

    どちらも正解であり、どちらも不正解なのである。

     

     

    日本は自動車や電化製品、携帯電話を生産し、バングラデシュはデニムやTシャツを生産している。

    世界は日本の自動車に乗って、バングラデシュの衣料品を着ている。

     

    ただそれだけである。

     

    弊社は日本で企画したデニムをバングラデシュで生産している、デニムのOEM企業である。

    これは正解であり、不正解である。

     

  2. バングラデシュでの生産に対する批判 その3 具体案はどこ


    バングラデシュでの衣料品の生産が企業努力なのでは無く、労働搾取なのであれば批判をしている人達はなぜ具体案を出さないのであろう。

     

    例えばOEMを国内、中国、バングラデシュで相見積もりを取った場合

     

    日本製品

    メリット:高品質、短納期 小ロット

    デメリット:価格が高い

     

    中国製品

    メリット:中品質、中納期 中ロット

    デメリット:価格が安くない

     

    バングラデシュ製品

    メリット:価格が安い

    デメリット:低品質、長納期

     

    安くて、すぐに誰でも生産出来るのであれば、多くの日本企業が既にバングラデシュで生産している。

    今でも身の回りの衣料品が中国製品なのは中国の品質が一番、市場において指示されているからである。

     

    1.先進国の消費者が低価格の商品を購入しない。

    2.低価格の商品が市場で売れるので、低価格の商品を開発し販売しない。

    3.低価格の商品を販売するために、低価格な国で生産しない。

    4.低価格の国で生産している企業で働いている人の給与を下げない。

     

    具体案の無い批判はどうなのか?

     

    常々感じている。

     

     

  3. バングラデシュでの生産に対する批判 その2 批判の対象


    前回の記事に引き続き、バングラデシュ生産が原因とする貧困について

    本日は批判の対象について記述したいと思います。

     

    まず批判の原因となっているのは、バングラデシュでビジネスをしている大手製造企業である。

     

    SPAを代表するZARAやH&M、GAPなどが批判の対象となっている。

    世界的にも有名で、最もシェアの高い企業である。

     

    そもそも企業努力と労働搾取の違いは何なのか?

     

    例えば

    国内生産を販売していたデニム企業が、国内の労働単価の上昇により世界の販売価格で差が開いた。

    為替が理由でTシャツを製造していた海外生産を国内生産にシフトした。

     

    企業にとっては当たり前の事である。

     

    では、現在の中国で生産している衣料品を全てバングラデシュに集約すれば、

    バングラデシュの工場か同率は上昇し、バングラデシュのアパレル産業にたいする需要と供給のバランスより、バングラデシュの労働価格は上昇する。

     

    これで批判している人達は満足なのであろうか?

     

    私からすれば、ZARAやH&Mなどの企業がバングラデシュの労働基準法に乗っ取って工場に依頼していれば、労働搾取では無く企業努力だと感じるのだが。。

     

  4. バングラデシュの良くある不良


    バングラデシュの衣料品ビジネスにおいて日本企業を悩ませる1つの利用として、品質がる。

    カットソーの品質でバングラデシュにてサイズ不良や縫製不良と同様に気をつけなければいけないのは汚れである。

    バングラデシュの従業員は基本的に食事の時に手でご飯を食べている。

    その為、工場では手洗いなどを徹底しているが、爪の間などに入り込んだ油などはお箸やスプーンなどを使って食事をする国と比較して高くなっている。

    特に白や生成りなどの生地は注意する必要がある。

     

  5. バングラデシュの富裕層


    バングラデシュで衣料品のビジネスをしているため、滞在中はどうしても自社の取り扱い品目であるデニムやカットソーなどの工場のオーナーと商談する機会がほとんどである。

    しかし、長いところは2年弱取引をしているため、世間話をする事も多い。

     

    今、バングラデシュではラマダンという断食をしてるが、私が一緒に過ごす時間が多いデニムやカットソーなどの工場のオーナー達の半分程度は私に気遣いなく、普通に食事をしている。

     

    もちろん、私だけ食べて、本人達は食べないオーナー達もいる。

    決して宗教を否定している訳ではないが、1つ仮説として考えられる事がある。

     

    バングラデシュの貧困層は教育を受けていない。

    教育を受けていないため、考える力が乏しい。

    考える力が乏しいため、宗教に頼る。

     

    そのため、考える力があるオーナー達は自身の判断で食事をしているのではないだろうか。

  6. バングラデシュの品質


    まだまだ日本のお客様のイメージとしてはバングラデシュの衣料品は品質が悪いという印象がある。

    弊社もバングラデシュに進出して3年を迎え、感じていることはバングラデシュの品質は決して悪くない。

     

    衣料品のど素人がこの3年で様々な事を学び、コンサルタントだった経験をもとに、衣料品というものを因数分解すると、以下のように考えられる。

     

    生地 × 付属 × 縫製 × 洗い(加工) × チェック = 品質

     

    高い品質を保とうと思えば、良い生地を使い、良い縫製工場で縫い、良い洗い工場で良い薬品を使って洗い、時間をかけて検品すれば、間違いなく日本に入ってくる製品レベルは高くなる。

    しかし、価格はもちろん高くなる。

    ここで重要なのは価格分の価値である。

     

    どのレベルの生地や付属を使い、どのレベルの工場で縫い、どの洗い工場で洗い、どのような検品体制を整えているか

     

    これが弊社のサービスである。

    弊社が現在、自社で検品スタッフを雇い、自らが現地の生地屋とコンタクトをして、指定している縫製、洗い工場を持っているのか。

     

    そのため、限界はあるが、日本製でも安く作ろうと思えば可能である。

     

    バングラデシュでどのように価格分の価値を高めて市場からの指示を得るのか。

     

    ここが弊社のビジネスである。

     

     

  7. 2013年最後


    2013年も最後です。

    12月は思っていた以上に苦戦しましたが、前を向いて2014年に向けて、前進する為に全力投球します。

    バングラデシュでは新年や元旦のような物は無いので、特に連休などはありません。

    ビジネスは通常稼働です。

    何だったら元日よりもクリスマスの方が重要とされているようです。

     

    私は3日間ほどゆっくりとする予定ですが、倉庫やオフィスにてやる事が色々です。

    衣料品の棚卸し、1月7日にコンテナが来るので大掃除です。

     

    まぁ、2014年もロケットスタート出来るように頑張ります。

     

    本年はお世話になりました。

    2014年もよろしくお願いします。