バングラデッシュの物作りと仕入れはわんピにお任せ!特にデニムには絶対の自信!
  1. バングラデシュでの失敗事例

    バングラデシュで多く発生する問題として、納期遅れと品質不良がある。
    最近、同業者の社長より相談を受けた。

    日本人の社員を駐在させて生産したが、OEMでお客様からOKを貰うまでにサンプルを3回作成し、
    75日を要した。
    その後90日納期で依頼を受けたが、90日で生産出来ずに、100日で空輸出荷。

    その後、お客様から品質不良のクレームが発生し、日本で再検品。
    結果50%の不良。

    サンプルやり取りのクーリエコスト
    納期遅れのエアーコスト
    品質不良の日本での検品コスト
    50%不良コスト

    上記を考えると何の為に仕事しているか分からないとの事。

    バングラデシュでは労働コストが安いため、多くのアパレルメーカーが進出している。
    しかし、その分リスクも多くあるのが現実である。

    これを弊社のようにマネージメント出来ている会社は不況のアパレル業界でも業績は好調であるが、逆にバングラデシュに進出し、失敗した事がきっかけでより業績悪化に拍車がかかり、日本の人員削減をおこなった会社もある。

  2. バングラデシュ生産のリスク


    バングラデシュで生産していると思わぬ問題が発生する。

    直近で発生したのは、ガスの規制である。

    バングラデシュではCNGという天然ガスが出るため、ほとんどの自動車はガソリンではなく、ガスで走っている。

    天然ガスの規制が入って問題となったのは染色やデニムの洗い場のボイラーが動かないため、洗いに出した製品が戻って来ず、ラインが空いたままの状態となり、非常に大きな問題となっている。

    その為、非常に多くの工場が納期遅れを発生させ、キャンセルや飛行機での出荷が発生し、経済的な損失も出ている。

     

    弊社も多くの品番でのエアー出荷が発生した。

    しかし、バングラデシュビジネスにおける新たなカントリーリスクを経験出来たというセルフモチベーションで頑張ろう。

  3. バングラデシュの工場と工賃


    バングラデシュに限らず、世界中のどこの国でも良い工場は高く、悪い工場は安い。

    バングラデシュに来ている多くの日系アパレル企業は中国のコストが合わずにバングラデシュに進出して来ているが、多くの企業がなかなかバングラデシュでの生産がうまく行っていないように感じる。

    バングラデシュの工賃は安いため、中国でオーダーしていた工場よりも、同等の金額のバングラデシュ工場は機械や環境などで勝っている。

    しかし、バングラデシュに参入しようとする日系企業は更に安く、更に安くを求めるため、悪い工場を使い、納期遅れや品質不良を出してしまう。

    バングラデシュでも良いものを作ろうと思えば、確実に最低限のコストは必要である。

    デニムでもTシャツでも、価値/価格で最も適した工場を選ばなければ、安物買いの銭失いになりかねない。

     

     

  4. バングラデシュ OEMの難しさ


    バングラデシュでOEMが難しい理由は納期管理である。

    特に中国で生産していると、中国は既に先進国といっても過言ではない現状である。

    そのため、人々の考えも洗礼されており、時間に対する理解度も増している。

     

    時間を大切にする=経済が豊になる。

     

    では、時間を大切にするにはどのようにするべきか、

    答えは教育である。

     

    時間の大切さを国民が理解しなければ、全く意味がない。

     

    アパレルの場合でも、工場が時間の重要性を分かっていても生地や付属が無ければスタート出来ない。

    という事はテキスタイルや付属屋が時間の大切さを理解しなければ行けない。

     

    しかし、生地屋も綿花や染色など時間の大切さを理解していない人が周りに存在しているとしたら?

     

     

    そのように考えていくと、改めて日本の素晴らしさがよくわかる。

     

    OEMはお客様が計画を持って行っている為、納期管理が難しいバングラデシュでは向いていないのかも知れない。

    まずはトレンドでは無く、定番をバングラデシュで生産する事をおすすめする。

     

    バングラデシュで仕入れられる製品がないのも、ロットが大きいのもいずれは改善される。

     

    しかし、改善されたとき、バングラデシュ生産の何が強みになるのか?

     

  5. バングラデシュ 新たなスタッフ


    バングラデシュで今月より新たなスタッフが入りました。

    そのため、現在、弊社のバングラデシュオフィスでは6人働いています。

     

    今までは1人の現地リーダー、4人のQC

    合計5人体制でした。

     

    新たにサンプルを担当するスタッフを入れました。

     

    デニムをはじめ、カットソーなどでも、OEMが好調です。

    そのため、サンプルの納期圧縮を課題としております。

     

    どうしても中国などと比較してもバングラデシュでは時間が必要となる。

    そのため、いかに行程を短縮できるかと言う事がポイントである。

  6. バングラデシュの注意点


    バングラデシュでビジネスをして3年半が経過している。

    今でこそ、安定した納期管理が出来ているが、それでもまだまだ問題は多い。

    しかし、バングラデシュに進出している他社日系企業様より相談を受ける事が、日系企業の進出の増加と共に、弊社にも増えてきている

     

    弊社も全て経験してきた、以下が主な理由である。

     

    1.納期遅れ

    納期遅れはバングラデシュで頻繁におこる事である。

    特に中国や韓国とのビジネスを中心としている会社はバングラデシュと中韓との仕組みの違いから、

    バングラデシュで一般的なスケジュール管理にて問題がおこる事は多いと感じられる。

    良い工場と付き合い、生地サプライヤー、付属屋なども重要である。

     

    2.B品

    日本の品質は世界で一番高い。そのため、B品での問題は多い。

    欧米を中心にビジネスをしている工場での許容と日本企業の品質レベルが違う事が理由である。

    また、酷いときはTシャツやデニムなどをB品と分かっていながらの混ぜ込みである。

    3社検品や自社スタッフでの確認が必要である。

    しかし、このレベルの工場との仕事は更なる問題に間違いなく繫がっていく。

     

    3.騙された

    ビジネスをするうえで、弊社も初期に何度も経験している。

    品質や納期もあてはまるが、この場合の騙されたはお金である。

    1枚あたりの単価、送金、仕入れ代金など、お金を騙される事はバングラデシュでは少なくない。

    しっかりとしたパートナーと契約書をかわしておくことが過必要である。

     

  7. バングラデシュ 不安定な情勢


    バングラデシュでは2014年1月に行われる選挙を前に、治安的に不安定な状態が続いている。

    何でも6年に一度の選挙の年は非常に荒れるようである。

    2013年が6年に一度の年。

     

    今年は衣料品業界においてバングラデシュ独立以来最大といっていい程の労働災害が発生し、おまけに選挙年による治安の悪化などかなり不安定な1年である。

    弊社もOEMの商品をはじめ、デニムやカットソーなど現在進行している商品の納期管理をしっかりと行う必要がある。