バングラデッシュの物作りと仕入れはわんピにお任せ!特にデニムには絶対の自信!
  1. バングラデシュの路上ビジネス その3

    バングラデシュで路上ビジネスをしていた、弊社の元スタッフが弊社に戻りたいとの打診があった。

    弊社の現地スタッフ、リーダー2名が私の部屋に来て、頼み事をされた。
    そては、弊社の春物出荷が忙しい現在、弊社の12名のバングラデシュスタッフ(うち検品スタッフ10名)からの要望で、検品レベルの向上に向けて元従業員であるスタッフの出戻りを希望してきた。

    デニム、カット、Tシャツ、レザー、ニット、セーターなど多くの品番を生産しているため、人手不足も事実である。


    しかし、当の元従業員も路上でストックロットを販売しているため、戻ってくるのかどうかを聞くと、どうやら路上ビジネスが不調で、当の本人も出戻りを希望しているとの事。

    実際に会って、条件面などを話、出戻りを許可した後、理由を確認した。

    その1、その2でもお伝えしていた通り、賄賂を払うと全くお金が残らない。
    それどころか、赤字の月の多く、8ヶ月働いて、投資した20万円全てが焦げ付いたとの事。

    簡単に出戻りを許す事も無いが、弊社のスタッフからも申し出という事もあり、出戻りを許可した。
    今後の成長によって、どのようになるのか楽しみである。

  2. バングラデシュ人の増強


    もうすぐ2014年、バングラデシュに進出して3年が経とうとしている。
    いったん全ての日本人を帰国させ、バングラデシュ人の増強を考えている。

    現在弊社のバングラデシュ人従業員は2人 、今回は3名を新たに採用する事にした。

    面接をバングラデシュにてする事になるのだが、あまり分からないので、弊社のバングラデシュのローカルマネージャーに面接をさせた。

    3名求人の業務内容は検品である。

    工場別に弊社からも人を配置し、より品質レベルの向上が目的である。

    今までは工程ごとにチェックをしていたが、より迅速な判断を求めて今回の体制を整えた。

     

    日本と同じようにバングラデシュでもビジネスは常に変化すると改めて実感した。

  3. バングラデシュで要注意


    バングラデシュでビジネスを初めて2年今年も、1ヶ月続いたラマダンが明けた。

    バングラデシュの国民は日本人の私からすると信じられないくらい浮かれており、町中がお祝いムードである。

    ダッカに出稼ぎに来ているバングラデシュ人が一斉に故郷に向かう為、バスの渋滞は酷いが、イードホリデー中はダッカでは珍しいくらい人がいない。

    しかし、気をつけなければ行けないのは、工場を含め、現場で働いているバングラデシュの国民は連休前になると集中力がかけて、ミスの発生が多くなる事である。

    イード前に出荷した商品から不良が見つかったのである。

    日系の第3社検品を通しても少なからず問題が発生したので私としてもビックリしている。

    余裕をもった納期管理を行っていたが、断食による生産効率の低下が原因で、納期のスケジュールが狂い、余裕の無い時間で行う仕事によるミス。

    今回も発生させてしまった。

    弊社も再度考え直す必要がある。

     

  4. バングラデシュでの検品


    バングラデシュでアパレルの仕入れをして2年

    今まで、今でも日本では考えられない様々な問題に直面し、乗り越えてきた。

     

    欧米を中心とした考え方を持っているバングラデシュの工場であるが、日本企業が苦戦する理由は大きく分けて3つである。
    1.品質
    2.納期
    3. ロット

     

    今回お伝えしたいのは品質である。

    弊社も今まで様々な問題が起こり、中にはお客様にご迷惑をおかけしたことも経験している。

    バングラデシュにて日本の品質を保つためにしなくてはいけない事とは、

    ・日本に入る商品を日本品質にする。

    そのためには、日本品質の製品以外送らない。
    (日系検品会社での検品)

    そのためには、日本品質の製品以外作らない。
    (現地、スタッフの配置及び工場指導)

    そのためには、日本品質を伝える。
    そのためには、日本品質を伝えられるスタッフを置く。
    伝えられた日本品質を 素直に遂行する工場と付き合う。

     

    検品には大きく分けて2種類ある。

    1つが出張検品という検品スタイルで、バングラデシュでメジャーな検品方法である。
    出張検品とは検品のQCが工場に出張に行って、検品するスタイルである。

    出張検品のメリット
    工場は待っているだけでいいため、問題の商品もその場で修正可能
    検品費用が安い。

    出張検品のデメリット
    工場では明るさが足りていないところが多いため、検品の質が下がる。
    検品後の問題が起こる可能性がある。

     

    もう1つがセンター検品である。
    バングラデシュでは一般的ではないが、日本製品では一般的な検品方法である。
    しかし、バングラデシュの多くの工場はロスが発見される為、嫌う工場が多い。

    センター検品のメリット
    製品の品質不良率が圧倒的に改善される。

    出張検品のデメリット
    検品費用が高い。
    センターに持ち込む手間がかかるため、時間に余裕が必要

     

    弊社ではバングラデシュでセンター検品を行い、品質の維持に努めている。
    バングラデシュの魅力であるレイバーコストや関税のコストを品質に当てることで価値を高めることが弊社として優先している。

  5. バングラデシュ納期


    バングラデシュでまたまた納期遅れが発生した。

    原因は8月末からのラマダン明けの連休後に仕事が集中したことである。

    製造工場、テキスタイル、染色工場、ウォッシュ工場、付属工場、検品会社、物流会社など

    多くの工程が一気にストップし、一気に稼働したため、一時的に仕事がこなせなかったのである。

    また、上手く仕事の工程が進んでも、接続がうまく行かず、弊社でも最大1ヶ月の遅れが発生してしまった。

    昨年に続いての失敗である。

     

    お客様への迷惑、そして従業員への迷惑、全て私のミスからである。

    バングラデシュという国でビジネスをするうえで、乗り越えなければ行けない課題である。

  6. バングラデシュ  レザー事業


    ここ何日か前私は当社㈱わんピースが仲介をして仕入れを行うレザーパンツの出荷前検査の為にレザー産業が集積するオールドダッカ地域の某工場に出向いた。

    聞くところによると、バングラデシュの皮産業は同国の輸出品目代4位の規模だそうで有る

    ちなみにバングラデシュの輸出品目の筆頭はなんと言ってもアパレル(繊維製品)。

    そのアパレル(布帛、ニット、デニム等)についで二位がジュート(黄麻)、紅茶 三位がエビなど魚介類、四位が皮革製品と成っているそうだ。

    アパレル産業は最近は中国から猛烈な勢いで繊維製品の生産移管が起きている。

    皮製品にしても主要生産国のパキスタンからの移管がすでに始まっているそうだ。

    そんな中、わが社もパキスタンで製造依託をしているレザーパンツをここバングラデシュで

    生産出来ないか?と言う顧客からの依頼で今回、当地のレザー専門業者を中に入れて

    生産委託を行った。発注した一部を出荷するので出荷前検査を

    してほしいと言う現地工場からの依頼を受けて16日に検品を行った。

    結果は皮そのものの質感も良好、縫製やサイズ規格もキチンを守られていて

    レザー製品に詳しくない小職でも、合格関心する事しきりだった。

    工場オフィスでもともとのパキスタン製オリジナルと今回バングラデシュでの製品を

    見比べて見てわが国の製品が優れていると力説されたが、バイヤーの一員として

    客観的な見方をもってしても、確かにバングラ製の方が出来ばえが良かった。

    しかも関心したのは、サンプルから実生産に到までのプロセスに置いて、当工場あるいは

    中間に入ってもらっている専門業者の対応とレスポンスが詳細にいたるまで

    行き届いていた事である。

    その他の繊維製品とは違い高価な素材を扱っていると言う意識が常に徹底しているのであろうと思うが、わが社が今後メインで取り扱っていくデニム製品においても協力工場の育成は是非こうあるべきだ!…と考えさせらるひと時だった。

    ㈱わんピース  プロダクションマネージャー  小山

     

     

     

  7. バングラデシュ 首都ダッカ街角情報


    8月25日 今日はバングラデシュ協力工場から出荷する製品の検査を終え

    いつもより少し早めの夕食をとる事に成った。アパート近くのバングラの地元料理店に入り、当社㈱わんピース社長がオーダーをしていると、次から次と客が入ってきて

    あっと言う間にほぼ満席に成った。テーブルには客達が注文した料理が所狭しと

    並んでいるのに、客達はただ眺めているだけだ。そう!ちょうどこの時間は

    ラマダン断食のリミットタイム直前なのである。時間は6時前、6時36分のリミット時間をわいわいがやがやながらも、皆がまじめに待っていた。するとそんな中で20分頃に有る子連れの夫婦がこの店に入ってきた。

    他の客とは明らかに違い、服装も見るからにバングラ富裕層の一家だったが

    私が強烈な印象をもったのは、このご夫婦に手をつながれて一緒に入ってきた

    小さな男の子の様相がこのダッカではおろか近頃日本でも見ないような、見事な坊ちゃん刈りでチャーミングな男の子だったからだ。

    彼らは、ようやく私の隣の席の相席に座ると、他の客達とそう変わらない料理を注文した。料理を待っている間にちらちらと私達に目を向けてくる。

    私達が食事を済ませて一休みしていると、私達を見ながらこのご夫婦はひそひそと

    ジャパニーズ?ジャパニーズ!とささやき有っているのが聞こえてきた。

    何度目かのそのささやきの時に私達が彼らに向かって大きくうなずくと彼らはまるで堰を切ったように日本語で話しかけていたではないか。私達はびっくりしながら話を聞いてみると、なんとこの奥さんとご主人は共に東京で7年から10年生活をしていたと言う。

    坊ちゃん狩りの子供さんも東京で生まれた子供さんだった。

    流暢とは言えないが、意味は充分理解できるその話によると

    このかわいい子供さんを初めは日本で育てようと思ったが、英語の教育環境が日本では厳しいのでバングラに引き上げてきたと言う事だった。

    日本人はとても優しい!ミナミナ優しい!社長の奥さんも家族もミナミナ優しい!

    こっちに帰ってから3年間はずーと泣いてばかりイタヨ!と感情たっぷりで私達に

    訴えかけてくる奥さんの目は心なしか潤んでいた。

    くるりっとした瞳の利発そうな男の子の別れ際のちょっとシャイな笑顔と共に

    日本人は皆とてもとても優しい…と言う言葉が一晩たった今でも忘れられない!

    東京での彼らが接した日本人達の優しさが取り持った今日の邂逅だったのだろう!

    ㈱わんピース

    プロダクトマネージャー 小山