バングラデッシュの物作りと仕入れはわんピにお任せ!特にデニムには絶対の自信!
  1. バングラデシュ 社長がやって来る!


    バングラデシュ 久々の来客   10月10日

    今日はわが社わんピースの社長が約1ヶ月振りにバングラデシュにやってくる日だ。

    あわせて明日からはもう一人レザー関係のお客様が来られるので

    いままで寂しかったわがアパートでの生活も一挙ににぎやかになる事だろう

    2工場への本格的なオーダー、来期にかける当社提案サンプル作り

    レザー関連の新規開拓等、いよいよランニングスタートと言った面持ちで

    今日の朝を迎えている。


    ヒンドウ教のお祭りで帰郷していた通訳青年も一昨日帰ってきたので

    彼と共に社長とお客様の受け入れ準備におおわらわのこの2日だったが

    今日からは社長を交えて3人、更に明日からはお客様も交えて4人の共同生活が

    始まる、いったいどんなエピソードが待ち受けているやら

    期待と不安が入り混じった不思議な気持ちを楽しんでいる


    ㈱ わんピース  プロダクトマネージャー  小山

     

  2. バングラデシュ 交通事情


    バングラデシュ  バスと言ってもいろいろござんす   10月9日

    最近バングラデシュでの生活にもようやく慣れて、通訳青年に頼ってばかりいた頃に比べるとすこしづつ自立した行動が出来るように成った。

    その一つ、この地でバスに乗ると言う経験である。

    ひと口にバスに乗ると言っても、この地のバスの混雑事情は並大抵の事では無い。

    バスには人が常に満載、溢れかえらんばかり、この地の文字が読めない為に

    どのバスに乗っていいのかさえ分からない。

    おまけにダイヤと言う発想がこの地のバスには全く無く、バスだと言うのにどこででも客を拾うし又客が降りたければ、どこでも降りる事が出来る。

    一見便利なこのシステムも、言葉が通じて行き先が理解できてならでの便利さである

    そしてもっとも日本のバスと違うのは、バスがバス停に来てもきちんと停車しない事である

    少しスピードを落としては降ろし、又拾うの繰り返しなので乗り降りの安全確保は

    客の側の責任と言える

    もっともバス停付近はいつも渋滞しているので、道路を横切ったり、リキシャが異常接近

    して来たりでスピードは自然と調整されているようだ。

    ただ一つだけ言えるのは今までに私が乗ったバスは常に満員だった。

    種類は4種類

    メインロード脇にキチンと切符売り場を構えて切符の前売りをするバス

    比較的に市内遠距離を走る

    乗ってから切符売りのお兄ちゃんに行き先を告げて切符代を払うバス

    このバスも比較的に遠距離を走るが、走る路線が日により時によって変わるらしい

    そしてもう2種類は大型のマイクロ車をバス用に改造した比較的に短い距離を走る

    中型バスと箱バンに長椅子を置いただけの近距離小型バスである。

    この4種のバスをたくみに使い分けて乗れるようになったら、どんなにか便利だろうと

    思うが、バングラデシュビギナーの私にはまだまだ無理である。

    バスの中は人々の熱気で溢れ、乗り合わせた人々の体臭と燃料ガスの体臭を隣り合わせの移動となる

    ただ満足に現地の言葉が話せない私でも何とか目的地につけるのは

    乗り合わせたバスのお客の中に必ず英語で片言の助け舟を出してくれるとても親切な

    人が居るからだ。

    切符売りの兄ちゃんも、又同乗しているお客も共に日本人にはとてもフレンドリー

    なのが大いに助けに成っている。私が片言英語で有難うと言えば、等しく

    ちょっと顔を斜めにかしげて、なんのなんのとでも言っているような優しさ溢れる

    笑顔が何ともチャーミングである。 こんな大勢のバングラデシュの人たちに囲まれながら

    少しづつ自立に向けての練習をしている今日この頃で有る。

    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー  小山

     

  3. バングラデシュ ペイフォードの毎日


    バングラデシュ 決まり文句  10月8日

    バングラデシュの人々がとても親切でやさしく接してくれる事は今までも何回もこの記事で取り上げたが、この地の人々が初対面の私に向ける決まり文句のようなものに気づいた。

    先日も一人でバングラデシュでも最も大きい動物園に言った際に

    まったく違う人から同じ問いかけをされた。

    その内容はこうだ。

    一見して私が外国人だと言う事が分かるせいか、瞳が合うとまず『あなたはどこから来たの?』

    と聞いてくる  私が言葉をさがしていると、次に『中国人?』更に『韓国人』と来る

    この動物園ではなんと4回も同じ様な問いかけを受けた。

    そして面白いことに私が自らを『日本人です』もしくは『日本から来ました』と言うと

    今までの表情が一変して、とたんににこやかに成って自分の両手をしっかり組みながら

    『バングラデシュ ジャパン』を連呼してくれる

    相好が崩れるとはこんな時の事を言うような、フレンドリーな表情なのは、言葉の話せない

    私でも充分に受け取る事は出来る。

    おそらくその意味するものは、自国と日本は仲が良い  或いは日本人とバングラデシュ人は友達だと言う意味だと思う

    そして言葉掛けや態度はそれぞれ違うが、本当に親切に色々な事を教えてくれたり、道を譲ってくれたりしてくれる

    おそらくこの国の独立以来、今までに日本がODAの一環として多くの援助をしている事もその一因であろうが

    同時に海外援助隊等の活動で日々接する日本人の印象がとても良いからに違いない

    政府の活動だけでは、このような市民揚げてのフレンドリーな親切を受け取る事はできないのでは無いだろうか?

    日本でも江戸時代から市井の人々の中で生きづいていた『恩かえし』

    そして近年アメリカー映画で取り上げられた『ペイフォアード』

    共に受けた親切を別の人にお返しをすると言う行為の事だそうだが

    私はまさにそのペイフォアードをこのバングラデシュで毎日のように受け取っている。

    ならば当然私自身もどなたかにお返しをしなくては成らないと思っている。


    そういえば、私が乗ったバスのボコボコにへこんだボディには大きな文字で

    tolerance』と書かれていたっけ

    余談だが私がこの言葉を始めて知ったのは

    《コレアンドライバーはパリで眠らない》と言う著書を読んだ時だった。

    この中で著者の洪世和氏がパリでの経験の中でフランスには昔から

    toleranceと言う思考がある、それは多国籍移住者のもっとも多い国フランスならではの

    すぐれた思想であると言ったような内容だった。

    このトレランスを約すと許容性、寛容性とでも言う様な意味らしい。

    不思議な事に、この本を日本で出版している会社があの《みすず書房》である事は

    なにかの偶然であろうか

    眠れぬバングラデシュの一夜、私は、バングラデシュの人々から受けた

    親切をきっかけにして、孤高の吟遊詩人金子みすずまでたどりついた。

    ひさびさに優しさとは何か?、人を許すとはどう言う事か?今から私はどう生きるべきか?

    と言う人生での難問を今自分に向かって静かに問い掛けている。

    そして私がバングラデシュ出向に際して持参してきた書物の中に

    金子みすずさんの睫毛の虹と言う本が有る事を記しておきたい・

     

    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー  小山


     

  4. バングラデシュ NGOの実態


    バングラデシュで生活している中で、何人かの日本人の方に会う機会が有った。

    ダッカ市内の郵便局で当地から中国上海向けとオーストラリア向けのサンプルをEMS発送手続きをしている時、偶然に通りかかった2人のJica活動員の方々

    一人は現地での教育指導の為に、もう一人の方は農業指導と言う話だった

    お二人とも、さわやかな印象の青年で、お互いの境遇を語り合って

    又の再会を誓った。

    もう一人はわが社が生産委託しているレザーパンツの出荷前検査で訪れた工場オフィスで

    偶然出合った。うら若き女性の方

    聞けばJicaの仕事の傍らレザーバックや財布のサイドビジネスをしている東大出のお嬢さんらしい

    詳しい話は出来なかったが、製品サンプルの打ち合わせ時に私が訪問したと言うシチュエーションだ。

    一瞬jicaで派遣された人がこんなサイドビジネスを行っていいのだろうか?

    と言う疑問が頭をもたげたが、簡単な挨拶をしたのみで詳しい話をする時間は無かった。

    またこんな方も居る、もう何年か当地に滞在しアパレル方面の日本企業のコンサルや

    現地の工場開拓等をされている中年の男性、実にひょうひょうとした方で、このバングラデシュの

    厳しい環境の中でもたくましく仕事に取り組んでいる方だ。

    そして私が強烈な印象を持ったもう一人の日本人

    この方とは当社が依頼された現地のとある会社経営者との会見の為に訪問した

    事務所近くのホテルでお会いした。

    わが社はこのバングラデシュでデニムパンツの小ロット生産を委託管理する会社であると同時に

    他にも日本企業と現地事業者とを結ぶコンサル業も行っている為に、このように日本人の方と

    お会いするチャンスが多いと言えるが、私に強烈な印象を与えたその日本人は

    日本の会社に依頼されて初期商談を行う為にバングラデシュを訪れた方だった。

    一通りの会談が終了した後、その方が放った一つの質問に私は愕然とした。

    詳しい内容は避けるが、驚いた私が改めてその方の名刺をみると

    アジアの他の地域でも種々のNGO活動をされていると言う

    しかしその方が私たちにむけて質問した内容はおよそNGO活動で献身的にアジアの為に

    つくしている人とは到底思えないような、低俗な質問だった。

    おりしも日本ではインターネットを通じてフィリッピンの太平洋戦争で残された遺骨収集をめぐっての日本NGO組織に対する疑惑が報道されている真っ最中である。

    ニュースでは数年前までは年間わずか40体くらいしか発見できなかった遺骨が或るNGO団体が関与し始めて急激にその収集数を伸ばしているが、実はその中にフィリピンのお墓から盗掘された現地人の方の遺骨や、とても数十年前の骨とは思えないような新しい骨が混じっており

    NGOの活動に疑惑が高まっていると言う報道だった。

    私自身このバングラデシュに来て仕事をする事で生活の糧を得ているわけなので

    えらそうな事を言える立場ではないのは承知しているが、ここでお会いした日本人の非常識な

    発言と言い、フィリピンで日本政府の依頼に依って行っている遺骨収集と言う厳粛な仕事に対してそれを利用して不正を行っている日本人には、驚きを通り越して怒りさえ覚える。

    これぞ誠の偽善者であると公言しているものだ。

    NGOに参画しているたくさんのまじめな日本人の為にも、こういう類の日本人が

    海外で逆に日本のイメージを損なう行為をしている事を思うと、本当に悲しくなってしまう。

    このバングラデシュの人々は本当に日本人に親切で、日本人にたいして憧れと

    ある種の尊敬の念を持っているように思える事に短い間でも何回も遭遇した。

    中国でも韓国でも微妙な感情の行き違いは多少あっても、やはりアジアで初めて

    欧米人と対等な地位を獲得した日本人及び、日本の経済力には一目置いているように思う

    世界の水準から言うと今や裕福さを実現した日本人はやはり周囲のそうではない国の

    発展や、人々の生活向上の為に共に生きると言う立場を忘れたくないものだ。

    なぜならば敗戦後世界でも類を見ない急速な発展を実現できた影には取り巻く国々の

    分断や混乱や内戦に依って発生した経済需要が大きく寄与しているのだから!

    今を生きる日本人はその事を決して忘れてはいけない。…..

    と自分にも言い聞かせている

     

    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー  小山

     

  5. バングラデシュ 赤ちゃんに忍び寄る危険


    バングラデシュ  可愛いから危ない赤ん坊 10月3日

    先日の記事でこの地の少年少女や赤ん坊は本当に可愛い仕草をすると言う様な事を

    紹介したが今日はその続編を記事にしたい。

    青年や大人になるとさすがに、この国の人らしさが強調されてくるので、可愛いと言うよりも

    どちらかと言うと第一印象はこわおもてと言う感じが強くなるが、赤ん坊は無条件に

    可愛い、仕草もそうだが、第一目鼻立ちがしっかりしていて、しかもまつげが長いので

    まるでお人形様の様である。

    孫と離れ離れで暮らしている私の、多少の贔屓目は有るかもしれない。

    但しここバングラデシュダッカの赤ん坊は日本の赤ちゃんと大きく違うところが有る。

    それは、ほとんどの赤ちゃんが男児女児問わずみんな坊主にしている事である。

    しかもなぜかおでこの左上部あたりに大きな黒いあざが有る。

    入国していらい、ずーと私の頭の中で不思議マークが点灯していた問題なのである。

    しかしこの疑問は以外と早く解明出来た。

    バングラデシュ博士のわが社の社長にこの疑問を投げつけたところ、意図も簡単に答えを出してくれたからである

    その回答とは

    まず額のあざは、親がわざと墨の様なもので色をつけている為だ

    そして坊主頭の訳は、これも親が意識的に坊主にするそうである。

    では、ここで大きな疑問がまだ残っている。いったいなぜ自分の一番可愛い我が子に

    そんな事をするのだろう?

    理由は簡単明瞭で有った。

    可愛すぎて誘拐されないように、わざと醜くしているのだそうな

    この答えを聞いて私はしばし言葉が出なかった N~~!

    日本では全く考えられない事だからだ。

    家の孫達(二人とも女児)もジジ馬鹿ながら本当に可愛い女の子だと思っているが

    だからといって坊主にしたり墨を塗ったりはしないな~と思いながら

    住まいの近くでよく見かける赤ん坊を見ながら、もし髪がちゃんと有ったら

    可愛さもずっと増すのになあ~とため息を就いている。

    でももし我が子がさらわれたらこれほど悲しい事は無い!そんな親の愛情を

    感じる此処バングラデシュの赤ん坊事情である。


    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー  小山

     

  6. バングラデシュ 阿吽の呼吸…ちょっと足りない関係


    10月2日

    今日は当社の新入社員A君との同居生活開始2日目である。

    今までも仕事を通じて私のアパートに出入りしており、共に行動をしながら

    協力工場2社との間で交渉事に関わってもらったので、ある程度は彼の気質や

    仕事への取り組み方などは理解しているつもりである。

    但し、ここは何と言ってもバングラデシュ、気候や国土環境が全く日本とは違う

    国なので、当然そこに住む国民気質も日本とは全く違う

    当年とって25才になる彼だが、日本の若者と比較しても、実に

    心優しく、誠実な性格をしている。仕事を離れた知人或いは友人として接するならば

    私はこの青年に特別二重丸を進呈したいくらい、好人物である。

    でも一端仕事の仲間としてせっする時、その評価は一変する。

    仕事の進め方が日本人とまったく違う為だ。

    約束が約束ではない事、指示した内容に優先順位をつけるのが不得手な事

    事前準備が不足している為に、仕事先で効率的な動きが出来にくい事

    何事にも掘り下げて確認する事が無い為にあまり考えもせず簡単にOKと言う返事で

    返してくる事などなどである。

    先日も、指示した内容に対して、あまりにもとんちんかんな返事が返ってきて

    しかも、それを注意すると英語で『わかったわかった』と軽い返事をするので

    怒鳴りつけたい衝動を抑えながら、グーグル通訳を使いながら彼と応答を試みた。

    と言うか、今の語学能力ゼロの私にはこの方法しか彼と会話をする方法が無い。

    もし私が英語に堪能か、もしくは彼が日本語が出来たならば

    『なに考えとんねん君は!何回も言わすなよ!』と関西弁でまくしたてたところだが

    コンピューター翻訳のグーグルA君が間に立つので、当然そんな言葉は理解できない。

    従って私がグーグルA君に対して書きつける言葉は『あなたはこの仕事についてどういう考えを持っていますか?』 とぐっと丁寧でソフトな表現にならざる負えない。

    その時のA君の反応と回答は、幾分申し訳なさそうな表情で『わかってます!わかってます!』

    と来る。それを聞いた私は、又怒りがこみ上げてきて『君が分かってないから今話をしとんねん!』

    『理解もしとらんのに、簡単に分かったなんて言うて ええかげんにせいよ!』と言いたいところだがグーグルA君に書くのは『あなたは私の話を正確に理解する必要が有ります。』『もし理解出来ない時は必ず質問してください』と思ってもいない内容を書く事になる。

    私が日本語を英語に翻訳してもらって、彼は英語を日本語に翻訳してもらいながら

    このような会話を進めて行く事になるのだが、運がわるいとこの会話の最中に停電で

    コンピューターはOFF

    N~まったく根気の要る会話と生活を送っている。

    但し念の為に若干補足説明をしておくと、彼は決して能力が無いのでは無い。

    この地の貧しい少年達に半分ボランティアで英語を教えているくらいのインテリである。

    誠実で温和で物静かな好青年である事は多くの人が認める人物である。

    今二人が携わっている、アパレル製品の生産管理、品質管理に30年以上携わってきた

    私とまったく経験の無い彼との間に、仕事に対する取り組み方に違いが有るのは

    むしろ当然の事である。しかもこの国の人々の気質も日本人や他の国の人とも大きく違う

    それを考えると、私と彼との間にグーグルA君と言うコンピューター通訳君が居て

    ちょうど良いのかも知れない。ちょっとばかしストレスは溜まるが……..

    今はタイトルの様に阿吽の呼吸とは行かないが、根気つよい交流を続けていく中でいつかは

    阿吽の呼吸で仕事が出来るように共に進化したいと願う今日頃頃である。


    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー  小山


     

  7. バングラデシュ 一人だけの記念日


    いよいよ此処バングラデシュで10月1日を迎える事と成った。

    10月1日と言えば、日本やこの地では特別な意味のある日ではない。

    しかし、中国を含めた中華圏では今日がまさに国家建国の祝日なので有る。

    その名も国慶節(グオチンジェ)と言う。

    かつて中国で出向生活をしていた私にとっても思い出深い日なのである。

    日本でも各地に有る中華街では何発もの爆竹と共に盛大なお祭りを行うので

    ご存知の方もいよう!

    中国の友人からもお祝いのメールが届いた。

    今私はとある国慶節の一日を思い出している

    その日私はたった一人であの地上の楽園とも言われている杭州西湖に

    観光小旅行に出かけた。

    通訳も連れずに、しかも国中がお祭り騒ぎのど真ん中の一日に一人で行ったのは

    今から考えると無謀と言う他なかった。

    おりしもその日の午後から杭州は雨に見舞われた。

    タクシーや、マイクロバスの周りには人だかりが出来てとても言葉が充分に話せない

    私などが交渉できる状況では無かった。

    李白の故事で有名な白提の東側に有る断橋残雪のたもとのメインロードで

    空きタクシーを捜す事約2時間、それでもなかなかつかまりそうに無い。

    これではこの地から15キロhほど離れた私の住まいまで帰る事も出来ない

    このままここで過ごす訳には行かないし、どうしたものかと方にくれているところ

    一台のボックスカーが近づいてきて、大きな声で150元150元と連呼していた。

    とっさに私はこの車がその頃中国で横行していた白タクだと見抜いたが

    背に腹は変えられないとばかり、必死の思いでたどたどしい中国語を駆使して交渉の

    結果何とか120元で住まいのアパートまで帰る事が出来た。

    6時から始めた帰り支度が時すでに夜の11時だった。

    後で中国人の友人にこの時の事を話すと、それ危険やら、もったいないやらで

    あきれ返っていた。

    この場所から私の住まいまで通常の正規乗り合いタクシーで帰るとたったの10元も

    掛からない距離だったからである。ちなみに公共バスだとわずか4元

    ただし、この時の一人旅での西湖小旅行は、それまで絶えず通訳同行で行動をしていた

    私にとって初めての経験だったので、こころの自立と言う意味で大いに意義の

    有る一日となった。

    きしくも、その10月1日にあたる今日、私は今又ここバングラデシュで新たな生活を始めようとしている。

    この地でわが社㈱わんピースが初めて雇用する英語通訳のA青年と同じアパートの

    一室で同居する事に成ったからだ。

    中国でのこの時の経験が力に成ってその後、仕事を離れた所では少しづつ自立出来るように成ったが、もちろん今日から始まるA君との生活においても、自立をめざして

    頑張りたいと思っている。

    そう言うわけで今日10月1日は私だけの自立に向けての記念日でもある。

    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー  小山