バングラデッシュの物作りと仕入れはわんピにお任せ!特にデニムには絶対の自信!
  1. 機会よりも人件費が安い国 バングラデシュ


    アパレル産業に限らず、バングラデシュでよく見る光景は人々が日本では考えられない仕事をしている事である。

    工事現場でもレンガ運びでも、もちろんアパレル産業でも同じ事が言える。

     

    これは家電のリサイクルである。

    ハンマーとペンチを持って5名位が金属を仕分けしているのである。

    使える部品はすべて使う。売れる部品も全て売る。

    完全なるリサイクルである。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    レンガを手押し車で運び、その後、頭に大きなザルみたいなのを置いて、レンガを運んでいく。

    細いのにしっかりと発達してふくらはぎの筋肉と顔の割に太い首が過酷な労働を物語っている。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    日本のように高い人件費の国は人を使わず機会化を進めている。

    そのような努力が新たな技術を生むのであり、その新たな技術がより先進国をお金持ちにするのである。

     

    人件費が安い国と高い国の差は広がるばかりでは無いだろうか。。。

  2. バングラデシュ インディナロックのその中で


    バングラデシュ インディナロックのその中で

    1月27日

    今月28日の出荷に向けて、私は我が社の現地スタッフA君と共にダッカ市内の中クラスの

    デニム協力工場で日夜 生産管理、品質管理に携わっている。

    この工場はバングラデシュのEPZ(輸出企業集積地)地区内に立ち並ぶ巨大工場とは

    違いスケールではとても小さい方だと言ってよいだろう。

    但し、これは我が社㈱わんピースの戦略であって、意識的にこの様な

    工場との取り組みを行なっている。


    現在EPZ(輸出加工区)に工場進出しても、数々のこの国ならではの制約に遭い、資材等の輸入コストが高くつく為に結果的に生産コストの低減に反映しなくて困っている

    日本企業が有ると言う


    その点、中小規模の工場は管理体制は未熟だけど小回りが効くと言う事や

    比較的に中小のロットでも対応してもらえると言う大きな利点がある。


    但し、物事はそう甘くなく、当社が選択したこの取り組み方法にはメリットと共に

    大きな問題も抱えている事は事実だ。

     

    その問題とは、経営者及び管理者の意識改革がむつかしいと言う事

    バングラデシュの人々は総じて、明るくフレンドリーで細かい事に

    こだわらない、おおらかさを持っている。

    おそらく年中通じて気候が暖かい事や日常的に発生する電力不足や交通停滞等が

    国民性にも大きく影響しているのだろう。

    但し、この大らかさが一旦仕事を共にするとなると、大きな障害なってしまう。

     

    まず、約束を守らない、時間にルーズ、身の回りを清潔に保つと言う

    習慣がまったく無いと言う様ないい加減な面が仕事の時にも随所に出てくる

     

    しかも、ワーカー全般に集中力に欠け、ちょっと管理者のいない隙を見つけては

    おしゃべりはおろか、作業机の下で寝転んでいる者も居たりしてだらけてしまう

    と言うのが常である。

    私が、ダッカ下町の或協力工場に依頼した製品の確認に訪れた時にも

    仕事中にも関わらず、寝転んでいる者、大声で歌を歌っている者が居るかと

    思うといきなり私に タバコや写真撮りをねだって来るものが数人いた。

    そんな時工場長(社長)が即座に叱りつけるとおもいきや、見て見ぬ風を

    装っていた時には、本当に驚いてしまった。

    かと言ってどんな時にも野放しかと言うとそうでもなく、工場内で工員同士が喧嘩をした時

    とか不良品が発生した時には地獄の赤鬼もびっくりするような大声を上げて叱りつけていた。

    ことほど左様なお国柄であり、そんな人々との協力事業は相当の覚悟と自分を見失わない

    強い精神力が必要であるように思う。

    もちろん、この様なあまりにもルーズな工場との取引は早々に取りやめる事にして

    現在は別の数社とお付き合いしている。

    但し、この国で生活もしくは仕事をする場合、時には日本人としての時間感覚やこうであろうと言う様な日本を基準とした価値観や思い込みを捨てなければ、長くは続けていけないように思う。


    一度自分の体内時計をオフにしてみるのも、心の調整と言う意味では重要なのだろう

    日本の様に分きざみのスケジュールが何の滞りも無く進行する国の方が稀なのだ

    と言う事をこころのどこかに持ち合わせていないと神経衰弱に成りそうな

    気がする。


    今私はまさに明日の出荷に向けて夜半にも関わらず、工場スタッフと共に

    最終追い込み作業を行なっているが、かたわらのスピーカーからはインディナロックの

    大音響と工場長がワーカーに発する怒声で にぎやかさ此の上ない。

    早朝5時、工場長はもちろんの事、今でも10名のスタッフが残って残業対応してくれている

     

    最初のうちはインディアナロックの独特のリズムとメロディーに戸惑いを感じていたが

    最近では慣れてきたせいか、非常に耳ごごちが良い。

    工場内に絶える事の無い工場長の怒声も、まるでじゃじゃ馬を絶えずムチで叱咤

    激励しているように、この国では必要な事なのかなあ~と思ってきたから不思議である

     

    大工場で完全に管理システムが出来上がり、その中で整然と仕事を進めていくのも

    良いが、私が相手しているような中小の工場の場合は、ある意味での泥臭さや新たに

    イチから作り上げる喜びもある物だと思えるようになって来た。

     

    このインディナロックと言う音楽、インド圏の国々では西洋の音楽を大きく上回るくらい

    人々に愛されている。

    テンポ弾むリズムと言い、底抜けに明るいメロディーと言い、バングラ人の特質を見事に表現しているのではないだろうか。

    であれば一度、その良さを受け入れた上で仕事と取り組むのも必要かもしれない。

    もしかすると、そう思えるようになって来た私自身もいつのまにかバングラ化が

    進んでいるのかも知れない。


    そう言えば、この国のちょっと太めで色黒の女性達にあのセクシーで世界中で人気の

    アンジェリーナジョリーに見えてきたから不思議なものである。

    N~~!!! これはこれで問題だ。


    ともあれ私の心のプチバングラ化の問題はさて置き、早朝6時まで残業を付き合ってくれた

    スタッフの事だが、翌朝はいつも通りの時間に出社していた。

    そしていつもの笑顔で私に挨拶を返してくれた。

    この人たちの為にも、何とか現在我が社が進めている共同事業をなんとか成功させたい

    ものである。

     

    ㈱わんピース   プロダクトマネージャー小山

     

  3. バングラデシュの国民性


    バングラデシュでビジネスをすると、いつも様々な問題に直面する。

    最近、私が個人的に頭を悩ましているのが、弊社の契約工場オーナーの人間性である。

     

    このオーナーに限らず、バングラデシュでは約束を守らない人、言葉に責任を持たない人が多い。

    日本では考えられないような問題が毎日のように繰り広げられる。

     

    「言った」、「言わない」の押し問答を多く経験したので、今では毎回契約書にサインをしている。

    デニムを中心にボトムスを製造している為、オーダー時には納期やコスト、サイズや品質などをお互いにサインしているのだが、

    平気でこれを覆そうとしてくる。

    最終的には「英語の意味が分からなかった」と言いきってくる。

     

    これでは長くお付き合いは出来ない。

    まずは工場のオーナーにビジネスを理解してもらわなければ。

  4. バングラデシュ 中国春節開始


    バングラデシュ 中国春節開始    通常の何気ない一日

    2012年1月23日 バングラデシュでは通常と全く変わらないラッシュに慌ただしい

    月曜日だが、今日23日は中国の元旦に当たる

     

    かつて中国出向時代に一緒に仕事をした部下や仲間から《新年好》《新年快楽》等のメールが届いていた。

     

    ここバングラデシュダッカの街にも中国製の品々にあふれており、中国人や中国企業

    の当地進出も急速に進んでいるような印象が強い

    バングラデシュ人の中国往来者も急速に増えている事は空港での中国系航空会社の多さとフライト数で容易に推測できる。


    ネクスト11の中の一国として、はたまた中国+1の一国として今世界から注目を集めようと

    しているバングラデシュだが、追いかけられているその当事国の中国企業でさえ

    すごいスピードでバングラデシュの工場へのシフトを進めている

    自国を追い上げている国に自らが猛スピードでシフトをさざるおえない事は

    実に皮肉な結果であり、まさにこれこそが現在の中国の世界の中の位置づけ

    だとも言えるが

    アパレルを中心に、自国中国での生産をいち早く諦めて早々にシフトを開始した中国人、中国企業の

    したたかさがここにも現れているような気がする。


    ㈱わんピース   プロダクトマネージャー小山

     

  5. バングラデシュ リメンバーオールドデー


    バングラデシュ  リメンバーオールドデー 古き良き時代の再来

    2012年1月22日

    バングラデシュで出向生活を初めて早半年を過ぎようとしている。

    この間、ダッカ中心部のグルシャンと言う高級住宅街に有るホテルから、ダッカでも下街の

    ミルプールと言う街のマンションへ引越し、更にそこから車で約1時間ほど離れたダッカ市南部の街への引越しを経験した。

    ダッカの南に位置し、バングラデシュでも有名な仏教寺院の有るこの街に移って約1ヶ月を迎えようとしているが、マンションから近所のデニム協力工場への道すがら、ふとしたはずみに、日本でもかつて経験をしたような不思議な感覚に襲われる事が有る。

    それは、かつて古き良き時代の日本の庶民の生活を彷彿とさせるような光景だった。


    例えば、街に数台しかないテレビを見るために協力工場の隣にある

    茶店では連日多くの人だかりが出来ていて、地域のおじさんやお兄ちゃんや子供たちが一緒に店奥のテレビに釘付けになっている風景や、軒先に出した長椅子(実家九州ではバンコと言っていた)に腰掛けてお茶でも飲んでいると半袖白シャツに黒の半ズボンを着た小学生達がきゃあきゃあ騒ぎながら歩き去っていく光景とか….

    又舗装されていないがたがた道路の土埃や水たまりなどなど………

    そのがたがたの土埃の中でコマ遊びに熱中している子供たち、自転車の修理用タイヤ一輪を棒でつつきながら

    少しでも長く進もうと懸命に走り去る子供たち

    そのどれもが曾て私たち日本人が体験した懐かしい場面だった。


    なかでも極めつけはダッカの街のいたるところで見かける駄菓子屋である。

    現代の日本では、スーパーやコンビニエンスに駆逐されて駄菓子屋なるものを

    見る事も出来ないし買い物する機会も無いが、ここバングラデシュダッカでは

    街のいたるところに無数に存在し市民の生活を支えている。

    店のおじさんやお兄さんはいたって気安く、とても親切に接してくれる。

    この駄菓子屋の人々と挨拶をかけ合ったり、買い物ついでに冗談を言い合ったりしながら

    交流を深めていく情景はまさに昭和時代の日本にも存在したものではないだろうか?

     

    バングラデシュの急速な発展もひたひたと私の住んでいる街にも押し寄せて来ており

    いたるところで開発が進んでいるが、現在の日本の様にこんな駄菓子屋を中心とした、人情味豊かな生活が無くなって、よそよそしい形式的な関係だけに成ってしまうかと

    思うと、少し寂しい気がする。

    日本でのコンビニやバーガーショップでのマニュアル通りの挨拶や応答は丁寧では有るが

    その店員さんの温かみは伝わってこない。

    それに比べ、薄汚い店ですべての物が乱雑に置かれている店だが

    以前住んでいたミルプールと言う街でマンション近くの駄菓子屋の兄ちゃんの威勢の良い

    掛け声と気安く手を振って迎えてくれる暖かさは、なんとも言えず気持ちを和ませてくれたものだ。

    私と当社わんピースの社長は、この彼の容貌から、彼を見かけるたびに

    両津勘吉と呼ばせてもらった。

     

    ㈱わんピース  プロダクトマネージャー 小山

     

  6. バングラデシュの仕事に対する姿勢


    バングラデシュでアパレルビジネスをするようになって、多くの人に質問されるのが、

    「なぜバングラデシュ?」という質問である。

     

    私が代表になってから、1年が過ぎた。

    正直、バングラデシュの人々の仕事に対する姿勢や仕事上での常識という事に関しては今でも度肝を抜かれる。

     

    例えばデニムでもオーダー数よりも格段に多くの枚数を製造したり、サンプルとは違う種類の生地を使用したり、

    弊社の駐在員がいなければと思うと恐ろしくなる。

     

    今でもバングラデシュを通じて日本の市場に商品を供給することの難しさに頭を悩ませる事が多く、

    ミャンマーやベトナムのような一般的に勤勉と言われている国でビジネスをしている人の話を聞くと羨ましくもなる。

     

    しかし、私が変わり者なのか、難しいバングラデシュであればあるほど、達成した時のニーズは高いと考えている。

    まずは時間をかけて、日本の市場と弊社のビジネスをより理解して貰う必要がありそうである。

     

    バングラデシュでもそこそこ高級な弊社の社宅。

    契約して3ヶ月しか経っていないにもかかわらず、この手抜き工事ぶりである。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    本当に凄い国とビジネスをしていると実感させられると共に、更なるやる気が沸き上がってくる^^

  7. バングラデシュ 世界のリサイクル工場


    バングラデシュ 世界のリサイクル工場  小気味良い再生社会

    1月12日

    2012年の正月は日本でつかの間のひとときを過ごす事ができた。

    ところは変わってバングラデシュダッカでの生活に戻った今、なんとなく感じる

    違和感に自分でも驚いている。


    実は私の会社㈱わんピースはバングラデシュの中規模協力工場に生産してもらった

    製品を日本に輸入して各お得意様に販売すると言う方式で当地での

    事業を進めている。

    現地に工場進出をして慣れない国で発生するであろうのリスクを最小限に抑えると言う我が社

    社長の判断により、この様な形式を採っている訳だが

    その協力工場の1社を訪問する際、毎度と言って良い程よく見かける光景が有る。

    それは、協力工場の向いに有る廃品回収と解体作業の風景である。

    工場を訪問した時には、毎回目にしているその光景なのに、なぜか正月明け

    日本から帰還して最初に目にした時にいつもと違う印象を受けている。


    その解体工場は、小さな間口1軒半くらいの工場で、道端に大きくはみ出しながら

    作業員4人くらいで営んでいる。

    日本の清潔な工場風景に慣れている人から見れば、この工場自体が

    すでに廃品解体に値する様な汚い工場なのである。

     

    しかしこの工場で行なっている作業はその汚さを忘れさせるくらいに実に徹底した

    解体ぶりだった。

    この工場ではポンコツと成った、冷蔵庫やテレビや、クーラーなどのあらゆる

    電気製品をすでに錆び付いたネジ一本、コイルを始め部品の一部に使用されている

    ポリエチレンにいたるまで、すべてを手作業で金槌とタガネを使って

    丁寧に解体、分別をしている

    金属部品なども、鋳造品、銅、鉄、アルミなどに分解しながら丹念に分別する

    その完璧なまでの作業は、これらの物が又、次の生産品の部品の一部として

    再生利用される事を教えてくれる。

    まるで魚好きな人が煮魚屋や焼き魚をすべて無駄なく食べ尽くす時の様な、もしくは

    その製品の製造過程をすべて完璧に逆辿りする時の様なある種の小気味よさを

    感じさせてくれる。


    バングラデシュにいる時はいつも見慣れているこの光景になぜ自分が

    いつもと違う感覚を持ってしまったのか、帰還してしばらく経った今漸く理解出来た。

     

    それは、日本に帰国して、わが町のあちこちで見かけた年末の粗大ごみ

    回収の風景が何となく私の頭の中に残像として残っていいたからだと思われる。

     

    日本においては、型が古くなったり、少し傷んだり、汚れてしまうと、あまり裕福では

    ない家庭でも、平気で捨ててしまうその光景とは一変して、私が協力工場の前で

    目にするこの解体分別光景が、あまりにも両極をなしているからである。

     

    世界の最貧国と言われているバングラデシュ ダッカの街には、一日2ドルでも

    生活する事が出来ない最下層の人々に溢れている。

    ある人は体に障害を持っている為に満足に二足歩行出来ず、一日中路側帯

    をよつばいをしながら布施を求め歩いていたり、或女性は生まれた赤ん坊に

    乳をあげる事が出来ず交通渋滞の車の間をすり抜けるようにして排気ガスに

    喘ぎながらも布施を求め歩いている。

     

    以前あるテレビコマーシャルで《私食べる人、あたなた作る人》と言うフレーズが

    年間大賞を取った事が有るが、目の前の光景はまさに

    《私使う人、あなた解体再利用する人》と言っても良いくらいの日本とは真逆の

    世界なのである。

     

    世界全体が食糧危機やエネルギー危機に遭遇している今

    裕福な日本や日本人は今のままで良いのだろうか?  と

    心の中の正月の残像が私に警告を発しているような気がする。

     

    ㈱わんピース   プロダクトマネージャー  小山